こんにちは。
くんせいです。
今回はフィリピンでの移動手段とその中でも『タクシー』の活用についてやぼったくりへの対策方法などをお伝えしたいと思います。
フィリピンでの移動手段はどんなのがある?
タクシー
非常にたくさんのタクシーが街中を走っています。
移住している人も観光で来た人も一番活用しているのがタクシーかなと思います。
バス
主要道路はバスも多く走っています。
エアポートリムジンや、セブ島の南北に走る長距離バスもあります。
他に、旧式のジプニーより車体が新しく、白だったり青だったりするバスのような形の乗りものをよく見かけます。こちらは新型ジプニー(モダンジプニー)ともいわれており、フロントガラスや車体の側面に行先が書かれています。タクシーよりも安く、エアコンも効いています。新型ジプニーは運賃は初乗り14ペソ(約40円)くらいです。
バスの詳しい乗り方も改めて記事にしたいと思います。
ジプニー
窓がなく、後ろもがら空きのミニバスです。現地の方々の足として大変活躍しています。運賃はバスよりもさらに安く、13ペソ~(約30円)です。
ジプニーを活用できようになるとかなり経済的にもラクになると思うのでジプニーの詳しい乗り方も後日記事にしたいと思います。
バイクタクシー
渋滞の多い街中でも車をすり抜けながら進むので、”一人で移動する”&”急いでいる時”であれば活用するのも良いかもしれません。
運賃は乗る前に交渉する必要があります。土地勘がなければ運賃の相場が分からないので初心者だと難しいかもしれません。
バイクタクシーは事故も多いようですのでそういったリスクも含めて乗車を検討してください。
個人的な感覚ですが、運賃はタクシーと同じくらいかと思います。(私の交渉が下手なだけかもしれませんが笑)
本当に交渉下手なのかもしれません。地元の方の話によるとタクシーの半額程度で交渉可らしいです
また、ヘルメットは運転手が乗客の分も持っているので貸してもらえますが、色々な方が被っているので潔癖な方、気にする方は利用しない方が良いと思います。アタマジラミなどがうつる可能性もあります。
トライシクル
バイクの横にサイドカーを付けた乗り物で、あまりスピードは出せないです。大通りは通行不可です。
サイドカーに3人(子供入れて4人も見かけます)さらに運転手の後ろに1人乗ったりすることもできます。
運賃は近い距離なら10ペソ~(約25円)、遠い距離だと30ペソ~(約70円)
マイカー&マイバイク
長く住むのであればマイカーやマイバイクの方を買うという選択肢もありだと思います。
マイカーやマイバイクを持っていると子供の送迎もラクですし、色々な観光スポットに遠出もしやすいなどメリットがあります。
ただし、フィリピン・セブ島の道路交通環境には以下のような特徴があります。
・道路は右側通行
→そのため左ハンドルの車が主流
・信号がほとんどない
→左折も右折も他の車の流れに沿って(時には割り込んで)進む
・渋滞の中車の脇をバイクがどんどんすり抜けてくる
・横断歩道がほとんどない
→歩行者が色々なところで横断してくる
ですので、マイカーやマイバイクを検討する場合は慎重に検討してください。
また、フィリピンでも日本で申請した国際免許は使用できますが、フィリピン国内で使用できる期間が3ヵ月となっています。時々制度が変わるので、しっかりと確認する必要があります。
現地の運転免許を取る方が安心かと思います。ただし、日本の免許をフィリピンの免許に書き換えるための制度は年々厳しくなっており、ビザの期間が120日以上であることや、必ず現地の教習所で講習を受けることなど、免許取得のハードルは高くなっています。
現地の免許を取得する方法はこちらの記事でまとめています。
タクシーを上手に活用する
運賃はどのくらい
運賃は初乗りで45ペソ(約110円)です。(2022年10月に値上げになりました)
”1キロ走るごと”もしくは”1分走るごと”に料金が加算されます。
支払いは現金払いのみで、おつりが戻ってこないこともしばしばあるので、細かいお金
100ペソ、50ペソ等は常に準備しておくことをおすすめします。
チップは不要といわれていますが、個人的な感情で、メーターを正確に回してくださったドライバーさんには少し多めに渡すようにしています。
日本のタクシーは400円以上するので圧倒的にフィリピンのタクシーは安いです。
ガソリン代は日本より高いくらいなので、何でタクシーがこんなに安いのかが不思議です。人件費が安いからなのでしょうか?
フィリピンではインフレに伴い、タクシーも限らず移動手段の運賃が全体的に年々上昇しているようです。
流しのタクシーに乗る
街中では非常に多くの白いタクシーをみかけます。
拾い方は日本と同じように、手を挙げて停まってくれるのを待ちます。
手を挙げているとタクシーではなくジプニーが停まることもあります(笑)
ちなみに、自動ドアではありません。
一人で乗る場合は助手席に乗ることが一般的だそうです。
Grabタクシーに乗る
「Grab」というデリバリーも買い物も、携帯電話の支払いもいろいろできちゃうすごいアプリで配車もできます。タクシー部門は、日本の都市圏で使われている「DiDi」のようなイメージでしょうか。
アプリで現在地と目的地を登録すると、迎えにきてくれ、連れて行ってくれます。場所にもよりますが、セブ市内であれば、タクシーがつかまるまで5分~15分ほどと実感しています。
料金は一般のタクシーより2割ほど高くなっています。
支払いは、アプリからのカード決済、現金決済、どちらも可能です。
しかし!ぼったくり率も低く、走行履歴が表示され、アプリを使用して相手に自分の位置を伝えることができることなど、安心して利用することができます。
こんなときはGrabが便利です
・雨が降りそうなとき(降ってからではなかなかタクシーがつかまりません)
・路地や奥まったところでタクシーに乗りたいとき(タクシーがなかなか拾えない上、歩くのが安全ではない場合もあります。)
・マクタン島(ぼったくりタクシーに遭遇する率が高いように思います)
・7人乗りのタクシーを拾いたいとき(基本的にタクシーは5人乗り、7人乗りがありますが、7人乗りはあまり多く見かけられません)
・確実にタクシーを拾いたいとき
ショッピングモールやスーパーなどから乗る
タクシー乗り場があるショッピングモールやスーパーからは、列の先頭にいるタクシーに乗車します。
セブ島のほとんどのショッピングモールにはタクシー乗り場があります。
モール内が広すぎるので、最初は迷子になるばかりでタクシー乗り場を探すのにも苦戦していましたが・・・警備員さんやコンシェルジュさんに聞いても親切に教えてくれますよ。
時々、乗り場外で営業をかけてくるタクシーがあるのですが、これまでの経験上、かなりの高確率でぼったくりタクシーとなっておりました。
空港から乗る
マクタン国際空港には空港専用の「イエロータクシー」
一般的な「白いタクシー」
がたくさんいます。イエロータクシーの方は少し価格設定が高めです。
空港でも白いタクシーがいる場合は白いタクシーに乗る方がお得かなと思います。ただ、定額で〇〇ペソでどう?と言われることもあるので「メータープリーズ」と伝えてください。
ぼったくりに遭わないために
タクシーに乗ったら必ずメーターが正確に動いているかを確認することが大切です。
ここで、ぼったくりタクシーとはどんなものか?簡単にご紹介します。
メーターを回さずに金額を交渉される
空港からのタクシーに多いようです。マクタン空港からセブ市内へのタクシー代金は、だいだい200~300(約500円~750円)ペソ程度なのですが、
500ペソ(約1,250円)でいい?
というような聞かれ方をするみたいですね。
この場合は、きちんとメーターを使ってもらうようお願いします。
それでも聞いてくれないようであれば、すぐに降りて別のタクシーを探すか、
あきらめて乗っていくかですが、タクシーが多数いるエリアであれば、降りてしまってもいいかもしれませんね。
メーターが壊れたといい金額を指定される
メーターが壊れているんだ。100ペソでいいよ!(本当は50ペソで行ける距離)
こういうときは私はすぐに降りることにしています。
メーターを動かすものの、時計を早送りしている
タクシーのメーターには、タイマー、距離、金額が表示されます。
タイマーは1秒刻みでカウントされるのですが、
1・2・3・4・56789・10・11・12・131415161718・・・
というタクシーもしばしばあります。近距離であれば、大した差額ではないのでそのまま黙って乗っていますが、長距離移動等の場合は、気が付いたら早いうちに
タイマーを直して!
(Could you please slow down the timer! )
と伝えています。
余談ですが、この場合で「メーターを直して」と言ったら
メーターは回っているよ!
と激怒され降ろされたことがありました。
フィリピンでは、仕事のトラブルや人間関係、恨みなどによる犯罪も横行していますので、
トラブルになるようなことはなるべく避けて生活したいと思う今日この頃です。
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