こんにちは。
たまこです。
さて、今回はフィリピンでバイクの免許を追加する方法をお伝えしたいと思います。
あくまでも体験談になりますので、ご了承いただければ幸いです。
以前、日本の免許証から、フィリピンの免許証へ書き換える手続きを行いましたが、
私もくんせい君もバイクの免許は持っておらず、原付自転車は運転したことがありました。
しかし、同じLTOで手続きをしたにも関わらず、くんせい君は自動車とバイクを同時に取得できたのに対して、私は自動車のみでバイクは認められませんでした。
これは、日本の運転免許区分の違いによるものだと考えます。
くんせい…原付自転車→普通自動車 の順で取得
運転免許証の「原付」部分もチェックされている
たまこ…普通自動車を取得 (原付自転車は普通自動車免許にて運転)
運転免許証の「原付」部分がチェックされていない
この違いで、日本の運転免許証を翻訳した際の記載内容が異なってしまうのです。
【vehicles and bicycles with engines】
の記載があったことで、くんせい君はバイク免許が同時取得できたのだと思います。
今回は、どのような手順でバイクの免許を取得したか、ご紹介いたします。
バイクの免許区分について
フィリピンにも、日本同様に免許の区分があり、区分により運転できる乗り物の種類が異なります。
A:バイク 大型も含む
B:普通乗用車 8人乗りまで
B1:普通乗用車 9人乗り以上
主に観光や移住で使うのは上記の区分でしょうか。
日本の普通自動車免許書き換えで記載があったのは
「B」(普通乗用車 8人乗りまで)
のみでした。
よって、バイクを運転したいときには、Aの区分を記載してもらわなければいけません。
LTOの職員さんによると、必ずドライビングスクールでの教習が必要とのこと。
手順1 ドライビングスクールに行きます
すでに日本でバイク免許を取得済み!という方は、自動車免許と同じ手順になります。
こちらの記事をご覧ください➡【フィリピンの運転免許証】フィリピンセブ島での運転免許証取得チャレンジ!
初めて自動車免許を取得する場合も同じなのですが、バイクの場合も教習所に通う必要があります。
教習所はLTOの近くに点在しており、私は自動車免許を取得したLTOの建物にあるドライビングスクールに行きました。
修了証がないとバイクの追加はできないということで、渋々申し込みましたが、
きちんとした教習は何もなく、メディカルチェックの用紙と、修了証だけを出してきました。
教習費用は4,000ペソ(約10,000円)です。
僕に8,000ペソ払えば、今日中にバイクの免許追加できるようにしてあげるよ!
LTOに友達がいるからね!!
教習費以上は払えるわけないことを伝えると・・・
スケジュールは自分で組んできてね!
試験の勉強はYOUTUBEでどうぞ!
そんなわけで、オススメできません。●●Tigerというスクールです。
手順2 LTOでスケジュールを組みます
2024年1月時点、セブ市内でバイク免許の追加手続きを行っているのは
■SMSeasideのLTO
私が行ったのはマンダウエのJ Center Mall内でしたが、J Center Mallは2022年12月より改装中にて、現在はSMSEASIDE一択となります。
自動車学校の修了証
メディカルチェックの用紙
フィリピンの運転免許証
上記を持って、
「バイク免許の追加を申請したい」
旨を伝えます。持参した書類より、バイク追加の資格があることを認められました。
上記の用紙に区分をチェックしてもらい、次回試験日の予約をします。
私の場合は約1ヵ月後の日付、午前8時に約束しました。
フィリピン運輸局:Land Transportation Office の公式ホームページはこちら➡︎https://lto.gov.ph/
免許取得条件等の最新情報はホームページからご確認ください。
手順3 試験問題の確認
どうやら、次回の予約の際に学科試験があるようです。
YouTubeやインターネットで検索すると、解説動画や問題集を見ることができます。
問題は英語かタガログ語かの2択になります。
使いやすかったサイトは下記の2つです。
■Wander JさんのYOUTUBE
日本の教習所で学んでいればある程度わかるような基本的な問題もあれば、
フィリピンの法律に関する問題もあるので、初見でクリアするのは難しいかもしれません。
(教習所で教習をしている場合であれば、改めて勉強する必要はないのかもしれませんね・・・)
手順4 約束の日にLTOへ行きます
当日の持ち物は下記の通りです。
自動車学校の修了証
メディカルチェックの用紙
フィリピンの運転免許証のコピー(両面)
フィリピンの運転免許証原本
チェック済み&日時が書かれてあるLTOの申請用紙
受付と支払い
LTOの受付で、今日のスケジュールが組まれていることを伝えます。
番号を呼ばれたら最初のお支払いです。
最初の支払い(Application Fee):100ペソ(約250円)
支払いを済ませると、座って待つように言われます。
学科試験
奥の部屋に呼ばれ、試験の説明を受けます。
スマホは機内モードで音を消し、持ち物は床におき、キョロキョロしないことなど。
試験時間は1時間。
60問中の48問以上正解で合格となるそうです。
・・・
パソコンで試験を受け、終了と同時に合否が分かるようになっています。
何とかクリア!!
スタッフさんが、グータッチで一緒に喜んでくれました。
最初のレシートに点数と合否状況が記載されます。
11:30からドライビングテストがあるので、指定の場所で待つように伝えられます。
ドライビングテスト
指定の場所に行き、路上で運転のテストをします。
ここではスクーターで、100m程度を往復しただけです。
検定料?300ペソ(約750円)
ここでレシートはもらえません。サインが確認印になります。
支払い&受け取り
さらに、LTOの外でひたすら呼ばれるのを待ちます。
呼ばれたらもう少し!
手数料の支払い 325ペソ(約813円)
指紋認証とサインをして、完成した免許証の受取です♪
8:00に来て、免許を受け取れたのは14:30でした。
免許証を確認すると、免許区分が変更になっていました!
DL Codes 部分に追記されており、A,A1,B になりました。
A:バイク 大型も含む
A1:トライシクル
B:普通乗用車 8人乗りまで
トライシクルが運転できるのは嬉しいです!!
ただ、営利目的の運転は、この免許ではできません。
車を使った商売をするなら、「Professional License」の取得が必要です。
私が免許書き換えた時は、トライシクルは追加されませんでした。
ちゃんと正規の手続きを踏んだたまこ(妻)の特権ですね。
ただ、トライシクルを運転する機会があるかどうかは不明ですが笑
ここまででかかった費用をまとめます。
●ドライビングスクール:4,000ペソ(約10,000円)
●LTOでの手数料:425ペソ(約1,063円)
●ドライビングテスト:300ペソ(約750円)
合計:4,725ペソ(約11,813円)
以上、バイク免許の追加取得についてご紹介いたしました。
何かお役に立てる情報があれば幸いです♪
日本の運転免許からフィリピンの免許への書き換えは、下記の記事で紹介しています。
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