【フィリピン・セブ島でのジプニーの乗り方】タクシーより安い交通手段を上手に活用!スリへの対策も!

生活

こんにちは。

くんたま夫婦のくんせいです。

くんせい プロフィール画像

今回はフィリピンでの交通手段の一つである『ジプニー』の乗り方についてお伝えしたいと思います。

また、ジプニーを利用する上で大切なスリへの対策方法もご紹介します。

『フィリピンにはどんな交通手段がある?』、『タクシーの乗り方は?』、『ぼったくりへの対策どうしよう?』についてはこちらの記事でまとめてますのでぜひご覧ください!(^^)!

ジプニーとは一体?

ジプニーとはフィリピンの現地の方々にとっては必須の交通手段でイメージとしては小さいバスのようなものです。

セブ島のジプニー

運賃はタクシーよりも格段に安いです。

タクシーの初乗りは40ペソ(約100円)に対し、ジプニーは13ペソ(約32円)ほどです。

特に朝や夕方は仕事をしている方や学生さんがたくさん乗っています。

ジプニーを上手に活用することができれば海外生活の費用も抑えることができると思います。

ジプニーの種類

セブ島 ワゴンタイプのジプニー
ワゴンタイプ

セブ島の新型ジプニー
バスタイプ(新型ジプニー)

ジプニーにはワゴンを改良したような窓がなく、後ろもがら空きなワゴンタイプのものと、いわゆる日本のバスの小さいバージョンのようなバスタイプの新型ジプニーの2種類があります。

ワゴンタイプとバスタイプの違い

初乗り運賃・・・バスタイプの方がやや高いです。バスタイプ14ペソ~(約40円)、ワゴンタイプ13ペソ~(約32円)

乗る場所・・・バスタイプは横のドアから、ワゴンタイプは後ろから乗り込みます。

車内・・・バスタイプはエアコンが付いています。ワゴンタイプは窓がないので自然な風がエアコン代わりです(笑)

外観・・・バスタイプは各社統一のデザインで白色を基調としたバスが多い気がします。ワゴンタイプはとても派手でオリジナリティが満載です。

ジプニーの乗りかた

大きいモールの近くにはバスターミナル、街中にはバスストップ(のような場所)がありますが、それ以外の場所でも手を挙げれば停まってくれます。流しのタクシーに乗るような感覚です。

ジプニーが停まってくれたら、あまり時間をかけずにささっと乗り込んで座って下さい。座るのにもたついていても車はお構いなしに発進します。

くんせい
くんせい

慣れてない頃はコケそうになったこともあります・・・

ラッシュ時はかなりギュウギュウで、「スペース全然ないのに本当に座れるの!?」というくらいでも無理やり座ります。他の乗客も何とか座らせてくれようと少しスペースを空けてくれます。

本当にスペースがなくて座れないくらいの時は、乗ろうとして手を挙げても停まってくれないので

ジプニーが停まってくれた=何とか座れるということです。

また、ジプニーは個々の車両によって路線が決まっており、正面や側面にルートが明記されています

乗るときはこのルートを参考にして下さい。

ジプニーの側面
このジプニーはA.S.FORTUNAという通りを通って、MANDAUE(マンダウエ)とC-MALL(カントリーモール)の間を行き来するという意味です。
ジプニーのルート
上記のジプニーの走るルート

また、ジプニーには路線番号も書かれています。上記のジプニーの場合は『22I』です。

ここでグーグルマップを活用すると大変便利です。

例えばカントリーモールからマンダウエまで公共交通機関で行くためにグーグルマップで検索すると、

グーグルマップ ジプニールートの検索画面

このように『22I』のジプニーを利用するように指示がでます

行き先の伝えかた

無事に乗り込むことができたら運賃を渡すタイミングで行き先を運転手に伝えます

このとき、「Cloud you go to IT Park?」のような丁寧な言い方をする必要はありません。

もし、2人でITパークに行きたい場合は

くんせい
くんせい

Two, IT Park.

で十分に伝わります。

もし、乗ろうとしているジプニーが行きたい場所を通るか確認したいときは、ジプニーに乗る前に

くんせい
くんせい

IT Park OK?

と聞いてから乗るようにして下さい。

運賃の支払いかた

乗ったジプニーによっては、運転手1人の場合と、もう1人車掌(乗務員?)のような人がいる場合があります。

運転手一人の場合は運転手に、車掌がいる場合は車掌に行き先を告げながら運賃を支払います。

ただし、座った場所が運転手や車掌から遠くて手渡しできない場合がありますよね。その時は『バケツリレー方式』で隣の人に手渡しでお金を届けてもらいます

日本では考えられない方法ですが、現地では普通のことなので他の乗客も理解しています。

初めて行く場所までいくらかかるか分からない場合、私は行き先が少し遠い場合は50ペソ札を、近場だと20ペソ札を渡すようにしています。

そうすると、運転手や車掌が値段を計算してくれて、お釣りもバケツリレーでしっかり戻ってきます。

くんせい
くんせい

500ペソ札や1,000ペソ札のような高額紙幣は、おつりが多くなりすぎるので嫌がられるケースがあります。乗る前に硬貨、20ペソ札、50ペソ札を用意してから乗るようにして下さい。

ジプニーに乗る際の注意点 ~スリに気を付ける~

ジプニーは安くて便利な反面、スリのリスクも高まる場面であることはしっかりと認識しておいてください。

スリの手口の一例をご紹介します。

スーツを着た会社員のようなきれいな服装で隣に座る。

ナイフを持って脅しながら金銭を要求してくる。

2人組で乗客に紛れてジプニーに乗り込み、ターゲットの両サイドにさりげなく座る。

そのうちの1人が気を引いている隙に(例えば物をこぼすなど)反対側のもう1人が財布やスマホなどを抜き取る。

上記はあくまで例ですが、実際に被害に遭った人は怖い思いをされていたり、まるでマジシャンのようでまったく気づかなかったとのことです。

もし、ジプニーに乗る場合は対策をしっかり取った上で乗るようにして下さい。

【ジプニーでスリに遭わないために】

スマートフォンは操作しない・・・特にiPhoneユーザーは狙われやすいそうです。

そもそもジプニーに乗らない・・・不安な方は利用しないのが一番賢明だと思います。

決まったルートのみ利用する・・・行きつけのスーパーだけ、とか通学のみなど決まったルートだけで利用するというルールを決めるのも良いかなと思います。

夜は乗らない・・・夜は犯罪のリスクが高まりますので、乗らない方が良いと思います。

荷物は膝の上で抱える・・・ジプニーに乗っている間はずっと握りしめているくらい意識して下さい。

居眠りしない・・・間違いなくターゲットにされるので絶対に寝ないようにして下さい。

今回は以上となります。

安全に楽しくフィリピンで生活していただくためにご参考になれば幸いです(*^^)v

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