こんにちは。
くんせいです。
海外に留学・居住するために荷物を持って行こうと思っても、手荷物が重量オーバーで全部は持って行けない可能性高いですよね。
また、日本の食材や日用品などを日本にいる家族、知人に送ってもらいたいと思っている方はいませんか?
今回は郵便局から国際郵便を利用して荷物をフィリピン・セブ島に送る方法&受け取る方法をお伝えしたいと思います。
ただし、紆余曲折を経て、この方法はみなさまにオススメしたくありません。
その後5箱送ったうちの3箱は計7万円ほどの関税が取られ、1箱は4か月たってもまだマニラで滞留しています。
よって、‟避けたい”を追記しました…
海外に荷物を送るためのルール
海外に荷物を送る場合は税関を通る必要があります。その時、送る荷物は誰が誰に送るのものなのか、中には何が入っているのかなどを深刻しなければなりません。その時に必要な書類が税関告知書と言います。
フィリピン・セブ島に荷物を送る場合、送ろうとしている荷物の金額に応じて必要な書類が変わります。
CN22 | 300SDR(約46,130円)未満の物品を送る場合に必要な書類 |
CN23 | 300SDR(約46,130円)以上の物品を送る場合に必要な書類 |
SDR(Special Drawing Rights)とは・・・特別引出権と言います。特別引出権とは全世界共通の通貨単位で、毎年変動します。2022年1月時点で1SDRは153.7643円です。
海外に送ることができないもの
海外には国際郵便で送ることができないものがあります。
送る前にまずはルールを確認してください。
全世界共通のものと、国によって制限されているものがあります。
郵便局ホームページ
フィリピンで制限されているもの その①
郵便局ホームページ
フィリピンで制限されているもの その②
郵便局ホームページ
郵便局の国際郵便サービスを利用
郵便局の国際郵便サービスを利用するメリットはインターネット上で必要事項を記入すると、そのまま税関告知書に転記されて、送り状が完成することです。
その送り状を添付して郵便局に持参するだけで海外に荷物を送ることができます。
まずは新規登録
下記のリンクから郵便局の国際郵便マイページサービスで新規登録して下さい。
内容品帳を作成
次に内容品帳を作成します。
送り状作成のボタンからも内容品の登録はできますが、先に内容品帳を作成しておいた方がデータが保存されて安心なのでこちらをオススメします。
内容品名は英語で記載する必要があります。
また、単価の入力も必須になります。
日本で買うとしたらいくらくらいなのかできるだけ正確に記入して下さい。
海外にはアルコール濃度が24度以上のものは送ることができません。
例えば、アルコールが入っていない日焼け止めを送る場合、アルコールが入っていると
勘違いされないためにsunscreen(no alcohol)と入力して下さい。
送り状を作成する
①依頼主の名前&住所を入力(英語)
②お届け先の名前&住所を入力(英語)
③内容品登録
発送種別の選択という画面になります。
EMS・・・国際スピード郵便と言われ、国際小包よりも早く送ることができる
国際小包・・・航空便と船便を選ぶことができ、船便だと安く送ることができる
国際eパケット・・・2㎏以内の制限はあるが、EMSよりもさらに早く送ることができる
小形包装物・・・通常郵便のような扱いで、記録には残らない(2㎏の制限あり)
小型包装物(書留)・・・小形包装物に書留が付く分、値段は高くなる
印刷物(書留)・・・大事な書類、本などを書留を付けて送る場合に利用
2㎏以上の荷物を送ると仮定すると、送料は高くても早く送りたい場合はEMSか国際小包の航空便を、時間はかかっても良いからとにかく安く送りたい場合は国際小包の船便を選択すると良いと思います。
ちなみに日本からフィリピンに送る場合、最大重量は20㎏です。
仮にMAXの20㎏の荷物を送る場合の料金は以下の通りです。(重量によって値段が変わります)
料金(20㎏を送る場合) | 日数 | |
EMS | 23,350円 | 約2日(マニラ) 約9日(マニラ以外) |
国際小包(航空便) | 19,800円 | 約10日 |
国際小包(船便) | 10,600円 | 2~3ヵ月 |
④発送関連情報
必須事項を入力したら、【次へ】を押してください。
総重量などは郵便局に持ち込んだ際に量ってもらえます。
⑤登録内容確認・登録
登録内容に間違いがなければ登録して下さい。
⑥送り状を印刷
郵便局に持ち込む
送り状を印刷できたら郵便局に荷物と一緒に持ち込んで下さい。
窓口で送り状に記載されている品物を確認し、禁止されている物が入っていないかなどのチェックがあり、問題なければ受理されます。
あとは送料を払って終了です。
初めて送ったときは、禁止されているもの(スプレー缶)を入れてしまい、再提出になりました・・・。最初に確認することが大事です。
荷物の受け取り方法
配送状況を確認する
マイページの中に『発送履歴を見る』という項目があります。
ここを確認すると、現段階の荷物の配送状況を確認することができます。
さらに詳しい状況を知りたい場合は、フィリピン国内の配達状況を確認できるサイトから確認することができます。
https://tracking.phlpost.gov.ph/
赤枠で囲んだ部分にお問い合わせ番号を入力し、【Track】をクリックし、【View History】を選択すると以下のような配送状況が確認できます。
【Receive item at deliverry office】と書かれていたら荷物が到着しているということです。
荷物を受け取りに郵便局に行く
フィリピンでは国際小包などで荷物を送った場合、自分で受け取りに行く必要があります。
20㎏の荷物を受け取りに行くのは大変ですよね・・・
ちなみにフィリピン・セブ島に住んでいる方が受け取りに行く場所はお住まいのエリアによって異なります。
セブ周辺に住んでいる方は以下の郵便局のどちらかかと思います。
荷物が到着するとそれを知らせる郵便物が届く場合とそうでない場合があります。お知らせが届いた場合はどこの郵便局で預かっているかが分かりますが、お知らせが届かない場合は自身で電話をして確認する必要があります。
お届け先の住所がセブ市だと『Cebu Central Post Office』、マンダウエ市の場合は『Mandaue Central Post Office』になる可能性が高いです。
受け取りに必要な物
受け取りに行く際は以下の物を忘れないようにして下さい。
●お問い合わせ番号(お知らせの紙がある場合は紙を持参)
●受取人の身分証明書(パスポートなど)
●荷物の受け取り手数料112ペソ
追加で関税を取られる場合も・・・
私も経験があるのですが、受け取りの際に追加で関税を取られてしまうことがあります・・・。
私の場合は子供の学校用の白い靴(定価2,000円程度)を荷物の中に入れていたところ、名称が『shoes』としか記載していなかったせいか、ブランド品だと勝手に判断されて追加で関税を取られました・・・。
しかも4,000ペソ(約10,000円)も・・・(T_T)
聞くところによると、税関の職員がランダムに荷物を確認して関税をかけてしまうことがあるようです・・・。
選択肢は2つ。受け取りを拒否して廃棄してもらうか、泣く泣く関税を払って受け取るか・・・。
高い送料を払って送った上に廃棄はできなかったので、我が家は泣く泣く関税を払いました。。。
海外に荷物を送る場合、一筋縄ではいかないことが多々ありますが、これも経験なのかなとも思います。
でも、フィリピンでは手に入らないものが日本から届いた時は嬉しくなってしまいます。
今回の我が家の件も含めて皆さんの参考になれば幸いです(^^;
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