【留学準備編】日本の小学校の転校手続きはどうする?

留学準備

こんにちは。

くんせいです。

くんせい プロフィール画像

今回は親子留学の準備として実際に行った小学校の転出までの流れをまとめてみたいと思います。親子留学に限らず、海外赴任に家族帯同で行かれる方などの参考になれば幸いです(*^^)v

①いつ転校するのかを決める

転校のタイミングは国内の時でさえ悩みますよね。

できれば学年が変わるタイミング(3月)が良いのかなとも思いますが、我が家の場合は留学先の学校の新学期が8月末だったため、夏休みに入る直前まで日本の小学校に通い、そのタイミングで転校することを決めました。

②先生に伝える

当たり前のことですが、余裕を持って学校に転校する旨を伝える必要があります。

私たちは夏休みのタイミングで転校するということを3月の時点で学校に伝えました。

まずは息子の担任の先生に伝えましたが、息子の学校の場合は教頭先生が転校関係の手続きをされていたようなので、それ以降の小学校とのやり取りは教頭先生にお世話になりました。

学校によっては学年主任の先生だったり、事務担当の方がいる場合など様々かと思います。

我が家の場合は教頭先生から住んでいる県の教育委員会にも連絡してもらいました。

PTA・町内こども会などもできれば同時進行で!

お住まいの地域によりますが、PTA関連、町内こども会関連では役割分担や行事等への影響が出る場合がありますので、こちらも担当の方へ早めに伝えておくとお互いのために良いと思います。

PTA 交通指導
たまこ
たまこ

PTAの当番は半年先まで決まっていることもあります。

迷惑を最小限にするためにも早めが大事ですね。

③住民票を移す(海外転出届を出す)

もし、1年以上海外に居住する場合には出国日の2週間前から出国日までに海外転出届を出す必要があります。

海外転出届を出すと日本国内から住民票が抜かれる(除票)ことになり、日本国内に住民票がなくなります。

海外転出届を出すことによるメリット・デメリット

【メリット】

◎住民税が免除される(1月1日時点で日本に住所がなければその年の住民税が免除になる)

◎国民年金を払うかどうか自分で決められる(加入が任意になる)

◎国民健康保険を脱退するため、健康保険料の支払いが不要

【デメリット】

◎国民健康保険が使えなくなる

◎マイナンバーカードが失効する(返納しなければならない)

◎つみたてNISAの口座は維持される(5年以内)が、積み立てができなくなる

◎原則として銀行口座、証券口座は解約しなければならない

海外転出届を出すことによるメリット・デメリットをまとめてみましたが、出さなければ法律違反になるというわけではありません。

あくまで個人の判断で海外転出届を出す、出さないの判断をしていただけたらと思います。

④市役所へ行き、海外の学校に通わせる旨を伝える

ご存じの通り、日本の小学校と中学校は義務教育でして、もし小・中学生の年齢の子供がいるにもかかわらず、どこの学校にも通っていないということになれば問題になります。

もし住民票が日本にありながら日本のどこの学校にも行っていないことが判明すると役所から問い合わせが入ることがあるみたいです。

くんせい
くんせい

余計なトラブルにならないようにしたいですね。

私たちも海外の小学校が決まった段階で「いつから・どこの国の・なんていう名前の学校に通わせるか」を伝えました。

お住まいの市町村によって申請書の有無が異なるかもしれませんので実際に役所に行って担当の方に聞いてみて下さい。

⑤在学証明書と教科書給与証明書を学校からもらう

転校前の日本の小学校から登校最終日に在学証明書と教科書給与証明書をもらいます。

小学校や中学校の先生方は転校手続きに慣れているのでこちらから何も言わずとももらえると思いますが、もらう側も忘れないようにしないとですね。

【在学証明書】

その名の通り、「Aさんは〇〇小学校の〇年生としてこの学校に在籍していました」ということを証明するものです。

日本国内での転校の場合は市役所での転入学通知書を入手するためにも必要ですし、転校先の新しい小学校に提出が必要です。ただし、海外の学校には提出不要でした。

【教科書給与証明書】

国語の本イラスト

今まで通っていた学校で使っていた各教科の教科書(出版社名)が記載されている証明書です。

この教科書給与証明書があると、次学年以降の日本の教科書を入手することができます。

日本にいるうちに手続きする場合は公益財団法人 海外子女教育振興財団に申請してください。

我が家が留学しているフィリピンの場合は日本出国後でもフィリピンの日本領事館に申請することで入手することも可能です。

くんせい
くんせい

教科書給与証明書はとても大切な書類ですのでなくさないようにして下さい。

海外では日本とはまったく違うカリキュラムで授業が行われるので、現地ならではの授業を受けられるメリットもありますが、今後日本の学校に戻る可能性がある場合なども考えて、日本の教科書を持っていることは安心かなと思います。

以上で日本の学校の転校に関する手続きは終了です。

これらの手続きを済ませて、我が家は日本を出国しました(^^)/

実は海外の学校に入学するための手続きも色々と大変なことがあります・・・。

海外の学校の入学手続きに関しては後日改めてまとめてみたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました