こんにちは。
フィリピン在住のくんせいです。
今回は『捨てチケット』を
①無料で入手できる裏ワザと
②10ドル(約1,400円)で入手できる裏ワザ
の2つをご紹介します!
と、その前に『捨てチケット』を知らない方のために、一体何なのか!?というところからご説明します。
実はフィリピンに留学や移住する際には気をつけなければいけないことがあります…。
それは、、、
フィリピンへ行く前に日本へ帰るチケット(またはフィリピンから出国するチケット)を用意しなきゃいけないということです。
え?どういうこと?
しばらくフィリピンにいるんだから帰りのチケットなんてまだ必要ないでしょ。
と思う方もいるかと思いますが、必要なんです。
フィリピン共和国大使館のホームページにも以下のような記載があります。
入国要件(一部抜粋)
フィリピン到着日から滞在可能期間内に出国する有効な往復もしくは第三国への航空券 (バリクバヤンプログラムを申請する方を除く)
フィリピン共和国大使館ホームページ
※バリクバヤンプログラムとは・・・フィリピン国外に居住するフィリピン国籍者と旧フィリピン国籍者、またはその外国籍の配偶者や未婚の子供のみ申請できる制度です。
※日本のパスポートではビザなしでフィリピンに30日間の滞在が認められています。
つまり、フィリピンを出国する航空券を用意しなければいけません。
この度出国チケットに関する規定が変わり、これまでは30日以内に出国するチケットが必要でしたが、この度、出国日に合わせたチケットの提示が認められるようになりました。
帰りの航空チケットも往復で購入している方はそちらを提示すれば問題ないということです☺️
フィリピンを出国するチケットを購入されていない場合には、実際必要か否かに関わらず、フィリピンを出国するための航空券が必要になります。
えー、もったいないじゃん。
そうなんです!もったいないんです。
おそらく一般的に考えられる方法としては、
◎帰国便をオープンチケットで手配する
オープンチケットとは、搭乗便の予約をせずに購入するチケットなので、帰国する日程が決まってから日程を予約することができます。しかし、有効期限があるのでその期間内に帰国する予定がなければ使いにくいです。
◎航空会社の払い戻し(キャンセル)可能な航空券を買う
どうしても払い戻しに手数料がかかってしまう場合が多いです。
◎スカイスキャナーなどで格安航空券を探す
スカイスキャナーとは航空会社や旅行代理店を比較しながら安い航空券を入手できるサービスです。
詳しくはこちらから↓
日本への往復のチケットでなくても、フィリピンから第三国へ行くチケットでも良いので、うまくいけば3,000〜4,000円で買うこともできます。
また、航空会社によっては時々タイムセールを行っており、かなり安い値段でチケットを購入することができます。
しかし、このチケットは入国後は必要なくなってしまうので捨てることになります。
これを通称『捨てチケット』と言います。
では次にお待ちかねの裏ワザのご紹介です。
①無料で捨てチケットを入手する裏ワザ ➡ 『Jin Air(ジンエアー)で航空券を購入し、当日中にキャンセルする』
このJin Airチケットについて
実際私たちも当日キャンセルをしてこのチケットで入国することができました。
しかし、ホームページによると、この方法は初めてJin Airを使う方で、初回のキャンセルに限りということが書かれています。
2回目以降の方は手数料が発生する可能性がありますので、ご注意ください。
Jin Air(ジンエアー) とは韓国のLCC(格安航空会社)です。
Jin Air(ジンエアー)のホームページは日本語も対応しているので安心です!(^^)!
多くの航空会社は航空券を発券した時点で払い戻しをするには手数料がかかってしまいますが、Jin Air(ジンエアー)の場合は航空券を購入された当日のみ、払い戻しのためのクレジットカードの承認キャンセルが可能です。
手順は以下の通りです。
①Jin Air(ジンエアー)のホームページからオンラインでフィリピンから出国する航空券をクレジットカードで購入する
※窓口で発券すると手数料が発生してしまいますのでオンラインで購入してください。
②発券されたe-Ticket(イーチケット)を日本からの出国手続き時に提示する
③無事出国が認められたら当日中にオンラインでキャンセル&払い戻し手続きをする
「当日中」という言葉ですが、日付が変わってしまったらキャンセル料が発生するのか、24時間以内なら大丈夫かなどの詳しい記載がありませんでしたので、その点は注意が必要です。
国際線はフライト時間の変更が頻繁にあります・・・。
②10ドル(約1,400円)で入手できる裏ワザ ➡ 『Top Onward Ticketを利用する』
このサービスを利用することで、実際には使わない捨てチケットを10ドル(約1,400円)で購入することができます。
なぜこんなに安いのかというと、実際に運航している便のチケットであることは間違いないのですが、それを一時的に貸し出すということのようです。
入国のための審査を通過するために航空チケットをレンタルするというような感じでしょうか。
ここで申し込むとe-Ticket(イーチケット)がメールで届きますので、そのまま提示するか、もしくは印刷して日本出国時に見せれば問題なくフィリピンに入国することができます。
使い終わった後のキャンセルなどの手続きも一切不要です。
Top Onward Ticketは無料ではありませんが、以下のような方にはメリットがあるかなと思います。
◎海外渡航当日はバタバタする可能性があるので、余裕を持って捨てチケットを用意しておきたい人
◎深夜に出国する予定で、日付をまたぐ可能性がある人
◎e-Ticket(イーチケット)だけでは不安なので、紙で印刷して持参したい人
◎一時的ではあるものの、クレジットカードで高額な購入をしたくない人(利用限度額が心配な人など)
◎当日中のキャンセル手続きが面倒な人
◎当日中のキャンセル手続きを忘れそうな人
裏ワザ②のTop Onward Ticketの利用方法
上記のURLからTop Onward Ticketのサイトに入ります。
必要事項を記入して下さい。行き先はフィリピンのいずれかの空港で、目的地はフィリピン以外の国ならどこでも大丈夫です。
入国日から1年後だとしても問題ないということになります
左下に以下のような記載があります。
【日本語訳】
いつチケットを受け取りたいですか?
◎今すぐ必要です (営業時間内の 5 ~ 60 分以内に送信されます: 月曜日から日曜日の午前 6 時 ~ 午後 11 時 59 分 GMT+7)
◎後日 (フライトがさらに遠い場合に推奨: 今日から 48 時間以上かかる場合)
※『後日』を選んだ場合、いつ受け取りたいか希望日時を追加で入力します
実際に予約してみた結果がこちらです。試しに韓国(仁川空港)を目的地としてみました。
また、受け取り希望日を2日後にしたら、きちんと2日後にメールで届きました。
フィリピン(セブ)から出国して韓国(仁川空港)へ行くという架空のチケット=『捨てチケット』を入手できました。
実際にフィリピン入国の際に使用してみましたので、問題なく入国できることは実証済みです。
今回は『捨てチケット』を入手する裏ワザをご紹介させて頂きました。
フィリピン以外でも入国時に出国の航空券が必要な国はありますので、皆さんが行かれる国の入国要件をしっかりとチェックして下さい。
皆さんの海外留学・海外移住がより良いものになりますように(*^^)v
コメント
コメント失礼します。成田から片道航空券でホノルルまで行きます。その場合でも利用可能でしょうか?
当ブログを見てくださりありがとうございます。
ホノルルについての詳細は分かりかねます。また実際の航空券としては使用不可能かと存じます。お役に立てず恐縮です。
このtop onward ticketを利用しようとしたのですが、支払いの画面でVISAのクレジットカード(三井住友カード)が弾かれてしまいました。私のカードでは利用できないのでしょうか?
当ブログを見てくださりありがとうございます。
クレジットカードについての詳細は分かりかねますが、当方VISA/rakuten または VISA/epos が問題なく使用できておりました。