【留学先の国選びはどうする?】フィリピン・セブ島に決めた理由

留学準備

こんにちは。

くんせいです。

今私たちはフィリピン・セブ島で親子留学をしています。留学先を決めるまでに候補国を探し、あちらこちらから情報を入手してきましたが、コロナ禍ということもあり、留学先決定に重要な「下見」をすることができませんでした。そのような中で、なぜ私たちがフィリピン・セブ島を選んだのかをお伝えしたいと思います。

検討した国

マレーシア

マレーシア国旗のイラスト

【メリット】

●日本人が移住したい国ランキングでも毎年上位

●物価が比較的安い(家賃が安い

●日本人駐在員(海外赴任の方)も多く、日本人が多く住んでいる治安の良いエリアがある

【デメリット】

ビザが取りにくい

・・・子供の就学ビザで一緒に滞在できる保護者は、子供の人数にかかわらず一人だけ

・・・リタイアメントビザを取得するためには年齢制限や、現地の銀行への定期預金を入れる、不動産な  どの一定額以上の投資をするなどの制約がある

●英語が公用語ではなく、インターナショナルスクールでも公用語のマレー語が必修科目

シンガポール

シンガポール国旗のイラスト

【メリット】

●世界中から人々が集まっているため、様々な国の文化を知ることができる

●中華系移民も多く、英語だけでなく中国語を学ぶこともできる

●アジアの中ではトップクラスのシンガポール国立大学があるように、経済発展とともに教育にも力を入れている

【デメリット】

●アジア圏の中では特に物価が高い(家族で住むなら家賃は20万円以上)

●国土が狭い(子供が遊ぶ場所があまりない)

ブルネイ

ブルネイ国旗のイラスト

【メリット】

治安が良い

●留学者に手厚いインターナショナルスクールがある

●自然が豊かで国民性も非常に温和で穏やか

世界で2番目に裕福な国と言われており、移住先としても人気が高い

【デメリット】

●インターナショナルスクールの学費が高い(年間約250万円/子供一人)

●親の語学学校があまり充実していない

フィジー

フィジー国旗のイラスト

【メリット】

世界幸福度1位

●銃社会ではない

●自然が多い

学費や物価が安い

●公用語が英語

【デメリット】

●治安が良くない

●持ち物を完璧に用意しないといけない(現地で手に入りづらい

●日本からのアクセスが良くない

オーストラリア

オーストラリア国旗のイラスト

【メリット】

●ワーキングホリデーでも人気で日本人に人気のある国(そのまま定住してしまう人も多い)

治安が良い

●広い国土(日本の約20倍)で観光スポットも多い

【デメリット】

●オーストラリア訛りがあると言われている

●語学学校が基本的にグループレッスン主体

カナダ

カナダ国旗のイラスト

【メリット】

●訛りが少ない(と言われている)

●移民が多いため異文化に寛容

●日本の高校からも交換留学がさかん

【デメリット】

寒い(例えばトロントだと年間の平均気温が約8度)

●日本から遠い(直行便で羽田→トロントが約12時間)

アメリカ

アメリカ国旗のイラスト

【メリット】

●訛りのないアメリカ英語が学べる

●多民族国家であり、日本人も多く住んでいる

●世界の大学ランキングでもトップクラスの大学が多く、世界中から優秀な人材が集まってきている

【デメリット】

インフレ&円安で物価がとにかく高い

●治安が良くない(アジア系へのヘイトクライムなど・・・)

イギリス

イギリス国旗のイラスト

【メリット】

コロナ禍でも留学生の受け入れが可能

●イギリス英語が学べる(イギリス訛りとも言われますが・・・)

【デメリット】

学費が高い(年間約300~600万円/子供一人)

●渡航費も高い

●ご飯が美味しくない(と聞いたことがあります)

●ビザが取りにくい

●留学前に英語力がある程度必要

フィリピン

フィリピン国旗のイラスト

【メリット】

公用語が英語とフィリピン語

●日本から近い

●物価が比較的安い

●語学学校が基本的にマンツーマン

観光ビザの延長で長期滞在できる

●親日国である

【デメリット】

●フィリピン訛りがあると言われている

治安が良くない

●開発途上国である

フィリピン・セブ島を選んだ理由

ここまで色々な国を留学先の候補として考えてましたが、最終的にフィリピン・セブ島にした理由を詳しく解説していきたいと思います。

メリット

公用語が英語とフィリピン語

フィリピンの公用語は英語とフィリピン語と言われています。

フィリピンは歴史的に日本、スペイン、アメリカに植民地にされたことがありますが、1974年のアメリカからの植民地支配が終わった時に英語とフィリピン語の併用教育政策が決定され、今に至っています。ですのでフィリピンの学校の授業は英語で行われます

学校教育を受けているフィリピン人はほぼ英語が通じます

英語能力指数ランキング(英語を母国語としない国を対象)の2022年度は世界22位(アジアでは2位)と非常に英語力の高い国です。ちなみに日本は80位(アジアでは9位)だそうです。

また、もう一つの公用語であるフィリピン語は一番使用率の多いタガログ語(マニラに多い)の他にもセブアノ語(セブに多い)、イロカノ語など約170種類あると言われています。(方言のようなものみたいです。)

日本から近い

フィリピンのメリットとして日本から近いことが挙げられます。

首都のマニラ(ニノイ・アキノ国際空港)までは成田・関西国際・福岡・名古屋からも直行便が就航しています。

セブ島(マクタン・セブ国際空港)への直行便は現在は成田からのみ就航しています。

いずれも日本から直行便でのフライト時間は4~5時間です。時差は約1時間(日本より1時間遅い)です。

マニラ⇔セブ間の国内線は1日約30便も運航しており、フライト時間は約1時間30分です。

物価が比較的安い

フィリピンも人口増加、経済成長とともに年々物価が上がってきています。一昔前のイメージで東南アジアの物価は安いと思われがちですが、思ったほど安い感じはしません。(とりわけガソリン代、電気代は日本より高いです)

とはいえトータルすると日本より安いので、経済的にも住みやすいと考えます。

語学学校が基本的にマンツーマン

候補としていたオーストラリアなどの語学学校はグループレッスンが主体なのに対し、フィリピンはマンツーマンレッスンが主体です。

どちらもメリット・デメリットがあると思いますが、私たちはまだ英語力に自信がないので、まずはマンツーマンでしっかり英語力を強化したいと考えました。

観光ビザの延長で長期滞在できる

候補として最後まで残っていたのは実はマレーシアでした。

最後の決め手はフィリピンのビザの取りやすさだったかもしれません。

フィリピンにもリタイアメントビザ(50歳以上)や就労ビザ(働く人用)など様々なビザがありますが、くんたま夫婦でも長期滞在できる方法として観光ビザを延長→延長としていく方法があり、最長3年間の滞在ができます。(観光ビザについては詳しくはまた後で記事にしたいと思います)

親日国である

フィリピンはASEANの中で最も親日国であると知られていますが、

フィリピン人の約80%が親日といわれているように、

フィリピン人は日本の文化や日本食、質の高い日本製品を好んでくれているようです。

国際協力機構JICAを通して日本は1974年からフィリピンへの支援を拡大しており、国内のインフラの改善などにも影響を与えているようです。また、日本での外国人労働者としてもフィリピン人が非常に多いです。

【デメリット】

フィリピン訛りがあると言われている

知人にフィリピンに留学することを伝えると

フィリピンって訛りが強いんじゃないの?

とよく聞かれます。

ですが、

【訛りはあるけど英語が話せる状態】

【訛りが嫌だから英語を話さない状態】

どちらが良いでしょうか?

私は前者かなぁと思っていて、まずはスタート地点に立つことを最優先としました。

また、英語の訛りはフィリピンに限らずオーストラリアでもイギリスでさえもあると言われます。

大事なのは訛りのあるなしではなく、英語でコミュニケーションが取れるかどうかなのではないかなと考えています。

治安が良くない

【フィリピンは治安が悪い】

この言葉も良く耳にします。

幸いなことに、くんたま家族はまだセブ島生活でそういった場面に直面はしていませんが、気を付ける必要はあると思います。

日本以上に治安が良い国はなかなか簡単には見つからないのではないでしょうか。

フィリピンが治安が悪いと言われる要因の多くはスリ、強盗とタクシーのぼったくりだそうです。

スリやぼったくりへの対策方法はこちらの記事でまとめています。

開発途上国である

ものすごいスピードで成長発展を続けているフィリピンですが、未だ途上にあり、インフラや教育などは完全に整っているとはいえません

とはいえ、これまで恵まれすぎていた私たちにとって、そのような環境を受け入れ適応していくことも、経験値となり悪くないと考えました

以上がくんたま家族がフィリピン・セブ島を留学先として決めた理由です。

ご参考になれば幸いです。

今後も有意義な情報をお伝えできるように頑張ります!

コメント

タイトルとURLをコピーしました